ファンダメンタルズとは、為替相場の動向の土台、基本になるものすべての要因をさす言葉です。
その要因は数え切れないほどありますが、代蕪Iなものをあげれば、各国の金融政策、経済状態、国際的な貿易や資本の収支関係、軍事のパワーバランスなどです。
また、サブプライムローン問題、リーマンショック、あるいは同時多発テロなどの事件、事故なども、その要因になります。
サブプライムローン問題、リーマンショックなどの世界的な金融トラブルは、すぐ景気の好況、不況という形に反映されます。
景気の動向は為替相場に連携して、相場の上下に現れます。
言ってみれば、為替のレートが動く要因は至極単純です。
市場の需要と供給の関係で決まります。
そんなことは当たり前と思うでしょう。
ドルを買いたい人が増えれば、ドルの為替レートが上がって、円安ドル高になります。
その反対に、ドルを売りたい人が増えれば、ドルの為替レートが下がって、円高ドル安になります。
「なぁ~んだ、相場なんて簡単だ。
よしこれで俺もFXを制覇できる」と考えた人は、残念ながら、まだまだ甘いというしかありません。
よく考えてみると、為替レートが動く要因は、市場に参加している人の心理が買いに傾くのか、売りに傾くのかということです。